ポータブル電源の選び方・比較の基準4つはこちら!

ポータブル電源の情報&活用法
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ポータブル電源の購入を検討されている方は、きっとポータブル電源を利用したい目的がある事と思います。

災害時の電源確保、キャンプや釣りなど電源の無いアウトドアでの利用や、車中泊や車内での利用などを目的にされている方が多い事と思います。どのようなシーンでどのような目的で、ポータブル電源の利用をお考えでしょうか。

このブログでは、利用目的に合わせたポータブル電源の選び方につきまして分かりやすくご説明していきたいと思います。

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必要な電池容量を考えます

ポータブル電源と一言で言っても、携帯を充電する為の小さなものから、ドライヤーなどの家電を作動できる程の大きなものまで様々です。価格も1万円台で購入できるものから、10万円以上のものまで様々です。

まずは、ポータブル電源を比較する際に見るポイントとして、容量の違いを確認します。

ポータブル電源の容量は、1時間あたりに何ワットの電力が利用できるかという単位「Wh(ワットアワー)」で表記されています。例えば1時間あたりに、100W消費するものは100Whとなります。

携帯やPCのバッテリーの容量はどのぐらいでしょうか。
iPhone12 約10.5Wh
MacBookAir 約49.9Wh

最大出力を確認します

容量の次にチェックしておきたいのが最大出力です。電子レンジやドライヤーなど、出力数が大きい電化製品は、それぞれのワット数を越える最大出力が無ければ作動しません。

特に意外と出力数が大きいのがドライヤーです。旅行用の小さなものは500Wぐらいのものもありますが、自宅で利用しているドライヤーは1000W以上のものを使用している方が多いのではないでしょうか。

その他湯沸かしケトル、電子レンジ、IHクッキングヒーターなどは、出力数が大きいので、注意する必要があります。

スマホ、ノートパソコン、テレビ、電気毛布などは60W前後以下となります。利用したい電化製品のワット数をチェックしておきましょう。

電化製品の消費電力を参考にチェックしてみて下さい。

  • IHクッキングヒーター  1400-3000W
  • アイロン 1200-1300W
  • オーブンレンジ 1000-1400W
  • 電気ポット 900-1400W
  • 掃除機 850-1000W
  • ドライヤー 600-1200W
  • ホットカーペット 500-800W
  • こたつ 300-600W
  • 液晶テレビ 300-500W
  • 炊飯器 100-300W
  • ノートパソコン 50-100W
  • プリンター 10-30W

出力端子の有無・数をチェックします

ポータブル電源には主に4種類の出力端子があります。AC、DC、シガーソケット、USBの4種です。

AC
一般的なコンセントです。
DC
ミニ冷蔵庫などで使われている丸い端子です。
シガーソケット
自動車のシガーソケットで利用できる製品が対象です。
USB
スマホやタブレットの充電に利用されているものです。
USB端子には、typeAとtypeCの2種類があります。

変換器を併用すれば問題ないですが、利用したい製品に合わせて、出力端子の種類や数を確認しておきましょう。

ポータブル電源への充電方法を確認しましょう

ポータブル電源への充電は基本的にすべてAC(コンセント)から充電できる仕組みとなっていますが、ソーラーパネルからの充電や、車のシガーソケットからの充電も、いざという時貴重な電源になります。

せっかくポータブル電源を購入するのであれば、災害時、家が停電になっても、車やソーラーパネルなどから充電できることはとても便利ですね。

また製品によって充電速度が異なります。1000Wh以上の容量が大きいポータブル電源の場合、電力ゼロから充電する際には8時間ぐらいかかるのが普通です。いざという時に2時間でほぼ満充電できるポータブル電源もあります。

まとめ

ポータブル電源と一言で言っても、容量・最大出力・大きさ・価格など幅広い製品があります。災害時・アウトドアでのスマホバッテリー対策から、キャンプなどでお料理ができるものなど、様々な目的に合わせてポータブル電源を選ぶ必要があります。

またせっかくなら災害時の事を考えると容量の大きさだけではなく、停電時にもポータブル電源の電源を確保できるよう、シガーソケットからの充電が可能な製品がお薦めです。

ポータブル電源 jackery 700